シリーズ「知る・考える・つながる講座」第4回2023年1月14日(土)

「女性が孤立しないまちづくり 〜女性支援新法を活かす〜」のテーマで、「勉強会」を企画しましたので、興味のある方は、ぜひ、おいでください。先日伺った国立市の企画とシンポがとてもよかったので、パネラーのお一人でもある、飯島裕子さんとも相談をしこのような勉強会の運びとなりました! 

            ****

シリーズ「知る・考える・つながる講座」第4回2023年1月14日(土)

●時間:19時〜21時(開場18:30)

●会場:としま区民センター 会議室5階 会議室503ゲスト:飯島裕子さん(ノンフィクションライター、大学講師)今回は、『ルポ コロナ禍で追い詰められる女性たち 深まる孤立と貧困』(光文社新書)の著書の飯島裕子さんをゲストにお迎えします。コロナで浮き彫りになったのは、女性がさまざまな困難に置かれている実態。そしてそれは決して彼女たちの自己責任ではなく、制度のほころびや背景にある社会構造の問題、だということが明らかになってきました。その中でも飯島さんは最近、中高年・高齢者シングル女性の困難さについて、執筆や言及を続けており反響を得ています。令和6年から「女性支援新法」が施行され、女性支援の「パラダイム変換」が求められています。また国・地方自治体には、公的責任での女性支援、市区町村の責務が書き入れられ、支援の舞台となるのは「自治体である」とされています。豊島区においては、「女性にやさしいまちづくり」をこれまで政策の中心に掲げ、さまざまな事業を実施。先ごろは「日経×woman」が180都市を調査した「2022共働き子育てしやすい街ランキング」の全国1位に選ばれるなど高い評価を受けました。また若年女性支援のための庁内横断型のプロジェクト「すずらんスマイルプロジェクト」の取り組みも注目をされています。「子育てしやすいまちづくり」「女性にやさしいまちづくり」のために、自治体独自で何ができるかを考え事業を次々と打ち出したことや、これまでなかった庁内横断の女性職員たちのネットワークができたことは、画期的で素晴らしいと考えますが、一つ残念なのはこれらはいずれも「10代〜子育てをする年代の女性」への支援事業です。女性を「子育て支援」の枠の中で考えるのではなく、一人ひとりの女性の生活を応援する地域づくり、まちづくりへと一方進めるべきではないでしょうか? 孤立し支援の網から取りこぼされる人がいないようにするには、 どうするべきか。皆さんと一緒に考えたいと思います。講師 飯島裕子さん(ノンフィクションライター、大学講師)司会 塚田ひさこ(豊島区議会議員)第1部は、飯島さんのお話 (40分)第2部は、塚田ひさこ×飯島裕子さん(30分) 参加者とのクロストーク&質疑応答(40分)●参加費:無料●申し込みはこちら: peatix  または、https://tsunagarutoshima4.peatix.com/

新しいタブでプレビュー(新しいタブで開く)

tsukada@toshima.site までお申し込みください。(プロフィール)飯島裕子(いいじま・ゆうこ)東京都生まれ。ノンフィクションライター、大学講師。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。大学卒業後、専門紙記者等を経て、フリーランスに。インタビュー、ルポルタージュを中心に雑誌、web等で執筆を続ける。著書に『ルポ 貧困女子』(岩波新書)、『ルポ 若者ホームレス』(ちくま新書)など。飯島さんの最近の記事は、こちらでも読めます。https://news.yahoo.co.jp/byline/iijimayuko/20221123-00325114

場所:「としま区民センター 会議室5階」豊島区東池袋1−20―10 主催:「つながる豊島の会」