積極財政、消費税、インボイスのことなど

 先日、れいわ新選組の支持者の方との「おしゃべり会」を持ちましたが、そこにきていた方は、「積極財政」の勉強をした結果、「れいわ新選組」への興味と支持をすることになった、という方々が少なくなくいらっしゃいました。

 私は・・・というと、その「おしゃべり会」でも話をしましたが、私が編集担当をしていた「マガジン9」でコラムを連載されていた森永卓郎さんの影響を、かなり受けているかとは思います。私が森永さんから、「通貨発行益」のことについて教わったのは、過去のコラムを見返してみると、2017年1月ということになります。

 ただそれより前に、雨宮処凛さんと森永卓郎さんの対談を2007年には企画しています。そこでは「格差を助長した新自由主義の背景になる新古典派経済学というのは、単なる思考実験だったのが、現実になってしまった」・・・・などについてもお聞きし、経済学や経済理論と言われるものも、所詮自分たちと同じ「人」が作ったもので、それが「失敗」することだってあるわけだし、何もそれを「絶対的なもの」とする必要はない。そんな事のために、人がどんどん不幸になったりるすのは、本当に本末転倒だなと強く思いました。

 なので「人」が作ったものは「人」がまた変えることだってできるという、ごく当たり前のことが頭にストンと落ちてきたというか。

 乱暴に言ってしまうと、お金なんて単なる「数字」の羅列なわけですから、なんでそんなもののために、自殺したり命を奪われたり、しなくてはいけないのか、そんな必要はない、命の方が大切でしょ。と思うようになったということです。

 そんなこんなで、国と「お金」についての考え方、消費税についての考え方について、れいわ新選組、山本太郎さんの主張については、私にとっては以前より違和感なく賛同することができている、ということになります。

逆に言えば、なんでこんなに長い時間、野党各党も初め、そこのマインドチェンジができないんだろうとも思うわけです。2017年の段階で、森永さんの提言通りに、野党が「消費税減税」をちゃんとやっていれば、今、ここまでの格差拡大ということにも、ならなかったのではとも思います。 つくづく残念でなりません。

モリタクさんの最新のコラムは、こちらになります。

もう「逃げる!」しかない、とのことで、これもまた真実味がありますが、

私は、「ザイム真理教」の洗脳から解かれたまともな議員が一人でも多く、議会に送られるためには、まずは目の前の「選挙」を頑張るしかない、と言い聞かせております。

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・森永卓郎さんの過去のマガジン9コラム

「2017年1月11日「野党が憲法改正を止めるには」

・森永卓郎さん×井上智洋さん(対談 2018年1月〜)

*消費税が「とんでもなく不公平な税負担」だということについても、言及してくれています。